ぞうがんずいぎゅうおきもの
象嵌瑞牛置物
- 高橋介州(1905~2004)
- 昭和時代(20世紀)制作
- 幅19.8 奥行12.0 高さ10.6(㎝)
高橋介州は金沢市出身の金工家。精緻で洗練された「加賀象嵌」の技法を用い、
独自の表現を追求した。本品は牛の置物で、背に掛けられた布の文様に象嵌技法
が用いられている。金属の質感を上手く活かした牛の肌は実に艶やかだ。作品名
の「瑞」には「清らかな」という意味があり、その澄んだ表情からは純真無垢な心
が感じられる。
◆七尾美術館は「令和6年能登半島地震」の影響により臨時休館中。
(再開時期は未定)
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