おりべもっこうがたはち
織部木瓜形鉢
- 桃山時代(17世紀)制作
- 幅24.1㎝ 奥行20.7㎝ 高7.8㎝
織部は桃山時代より、美濃国(岐阜県)で制作された美濃焼の1種。
多彩で斬新な意匠を特徴とする。
本品のように銅緑釉を器の一部に施し、残りに長石釉を掛けて文様を
描くものを「青織部」と呼ぶ。本作は見込の上部・下部に銅緑釉を施し、
中央部には柳文、外側面には幾何学文が鉄絵によって描かれる。
文様や作りの豪快さ・堂々とした風格はまさに「織部」らしい。
◆七尾美術館は「令和6年能登半島地震」の影響により臨時休館中。
(再開時期は未定)
|